つくもがみ貸します


つくもがみ貸します


話は江戸時代。
清次と、血のつながりの無い姉「お紅」の兄弟が切り盛りをしている古道具屋兼損料屋「出雲屋」には、由緒ある品々が100年の歴史を超え「付喪神(つくもがみ)」の魂が宿った妖がいくつか存在します。
そのつくもがみが宿った品々を貸し出す、今風で言えばレンタルショップで、清次とお紅の2人がトラブルに巻き込まれては、つくもがみたちが貸し出された先で見た・聞いた話を仲間に話をし、その話を聞いた兄弟が問題を解決していくと言うお話です。

つくもたちはお喋りが大好き。しかし人間とは口を聞いてはならないと言う約束があります。
時々つくもたちの話に清次やお紅が、割って入ろうとすると話がピタッと止まり、時には清次を冷やかしたり怒らせることがあり、箱の中に入っているつくもたちが清次に叩かれる。
物語は1話完結で、物語の最初に必ずつくもがみが私たちに話しかけてきます。
帳簿をつけている清次の手が止まり、その話を盗み聞きする光景が目に浮かぶようで、思わず噴出してしまいました。

私はあまり作家に拘らない人間で、テレビやネットでの評価で購入することが多く、この本もテレビで面白いと評価されていた方がいて購入したものなので、それまでは畠中恵さんの存在はまったく知りませんでした。
しかしこの本を読んで、期待以上に面白い物語だったので、畠中さんの本をもう1冊ネットで購入しました。
こちらも楽しみです。
テーマ: 読んだ本。 -  ジャンル: 本・雑誌
by akemana  at 21:27 |  書籍 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

きっこの日記


きっこの日記

もうひとつのブログに、私が最近読んだ本、またはこれから読もうとしている本をマイリストに貼り付けていますが、「きっこの日記」はあまりお勧めしたくない本なのでリストには追加していません。。

私が今まで読んだ中にこれほどのめり込めない本があっただろうか?
ストレスを覚えるほど読んでいて疲れる。
今も読み続けている最中で、かなり苦戦しています。

反日感情むき出しで、自民党を痛烈に批判する内容は読んでいて非常に不快にさせられます。

私は自民党を支持していますが、時々彼らの行動に理解に苦しんだり、本当に国民のためなのか?自分達の都合良いように行っているだけではないのか?と疑問に持つ事はあります。

ただ著者の場合、小泉元総理の「痛みわけ」をきっかけに自民党をとことん毛嫌いし、。自民党支持者の国民に対して「バカ」と言わんばかりの内容。

ある部分においては理解できるけど、著者の言い分全てが正しいとは思いません。
それに、もう少し感情を抑えて書くことが出来ないものでしょうか?
ブログを修正して出版されたというのですが、修正してこの程度なのか?


時折出てくる「ピックル」「ジンジャーエール」等のきっこ語。
森の熊さんの英語版をギャル語で翻訳しているのも、初めて読む私は「なにこれ??」と思うものばかりで意味不明。


日記としてネットで公開している分には良いてしょう。
しかし一冊の本としてまとめられた場合、ブログを訪問せずに、初めて読む人の事も視野に入れ、もう少し相手に伝わるように文章をまとめることは出来なかったのでしょうか?

という事で、まだ読み終えてないのですが、ストレス発散のため、ここでぶつけてみました。


11月8日 追記 
ストレスは身体に良くないので、読むのを辞めました。
この件については思うところがあるので、近いうち更新したいと思います。
また、昨日この記事を掲載したのですが、私が綴った記事をそのまま掲載していた某ブログを発見しましたので、内容を一部削除・書き加えました。
今回は通報せずに見送りますが、再び同じような事があった場合は、該当するブログサーバーに通報させていただきます。
by akemana  at 16:21 |  書籍 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

僕はパパを殺すことに決めた


僕はパパを殺すことに決めた


昨年6月に起きた奈良県エリート医師宅放火殺人事件で、その家に住む17歳の少年を逮捕。
この事件の全容を綴った単行本「僕はパパを殺すことに決めた」が、内容の一部に問題があるとして著者の草薙厚子さんに対し謝罪と被害拡大防止を求める勧告がだされました。
この問題が表面化したことを受け、一部の図書館では単行本の貸し出しや観覧を中止する動きが出始めたようです。

私は3ヶ月前に完読していて、その後プライバシーの侵害に当たるとして謝罪勧告が出ていることを知りました。
今朝の朝刊で、図書館の観覧貸し出し中止の記事を読んだのです。

問題になっている内容と言うのは少年の供述調書で、プライバシーの侵害に当たるとされています。
草薙さん自身も調書を公開するのは法に触れる。と話しております。
では何故その調書を公開する必要があったのか。

少年の供述が、警察の誘導尋問によって自白されていた事。
例えば・・・
警察「どうしてお継母を殺そうと思ったの?何か腹が立ったことでもあった?」
少年「はい」
警察「どんな?もしかしてお父さんに告げ口をされたとか?」
少年「はい」
その後の記者会見で警察は
「父親に自分の事を告げ口したので、腹が立ったから殺したと供述している」と。

この供述を信じたマスコミが、少年と継母の間に確執があったと報道し、評論家と呼ばれる人たちが憶測で物を言い、継母を強く批難。
亡継母の両親は世間から白い目で見られ、精神的に追い詰められた事。
唯一、草薙さんが記事にした雑誌には継母と少年の間に確執は無かった事。
少年には広汎性発達障害がある事を指摘していました。

広汎性発達障害とは、知的障害のない高機能発達障害(自閉症)のことを言い、少年が警察の誘導尋問によって供述したのも、広汎性発達障害から来るものなのだそうです。

全ての取材を拒否し続けていた両親は、草薙さんの記事を読み、真実が知りたい。真実をみんなに教えて欲しいと、草薙さんに願いを託しました。
そのためには少年の調書が必要だったのです。

少年の一日のスケジュールは私の子供達には考えられないほど過密なもので、下校後塾に通い、帰宅してからも父親監視の下で深夜1時まで勉強。
少年が一息つけるのは食事と風呂・トイレの間だけ。
テレビを見ることも許されなければ友達と遊ぶ事も許されないのです。
ウトウトしようものなら父親の激しい暴力をうけ、テストの成績が平均点を超えなければまた暴力。
その為自分の身を守るため時々嘘をつくこともあったようです。
その嘘がバレると更に酷い暴力。

事件のあった数週間前に英語のテストが平均点を超えず、父親に殴られる恐怖から平均点を超えたと嘘をついたため、その後の懇談会で嘘がばれる事を恐れた少年が父親を殺すことを決めました。
少年の手帳には父親を殺す決意を固めてから、その計画を細かく記載されていました。

放火を決めた少年は、弟達や継母が逃げられる経路も記載されていましたから、少年は継母との確執が無かった事は少年の手帳によって証明されています。
放火を実行した当日、父親は夜出かけており、これは少年の想定外でした。
しかし懇談会を翌日に控えた少年には時間がなく、ついに決行したのです。


父親のコンプレックスは私立の大学を卒業し医者になったこと。
対し元妻の親は公立出の医者で、父親のコンプレックスを更に高めたようです。
元妻とはお見合結婚で、婚約中から元妻に対して暴力行為があり、妊娠中も暴力をやめることはなく、少年は小学校を上がる前から塾に通わせられ、成績が悪いと妻に責任を押し付け、激しい暴力を繰り返し、その暴力から逃れるために離婚を決意したこと。

家を出て行った元妻を見返すため異常なまで少年に執着し、うまく行かないと暴力を繰り返し、その度に継母が止めに入りましたが、その継母もまた暴力を振るわれていました。



この問題は読んでいる方とそうでない人では感じ方が違うと思います。
また、読んだ人の中でも賛否両論ではないかと。
読んだ私でも本を出版する上で意見調書は絶対必要だったのかどうかは今でもわかりません。

メディアでしか知りえない情報をこの本には書かれており、改めてメディアを全て鵜呑みにしてはいけないこと。
そして同じ受験生を持つ親としてどうあるべきか非常に考えさせら、どの子が起こしても不思議ではないのだと、警告を発していると私はそう受け止めました。



これが話題になった事で、購入する方もいるでしょうね。
ただ、興味本位や面白半分で読んでもらいたくないと思っています。
それだけ内容に重みがあります。


by akemana  at 14:56 |  書籍 |  comment (5)  |  trackback (1)  |  page top ↑

酔いがさめたら、うちに帰ろう。


酔いがさめたら、うちに帰ろう。

主人の親兄弟は、盆と正月に親戚が集まったときくらいにしかお酒を飲みません。
それなのに、どう言うわけか主人はお酒が強いわけでもないのに、毎晩記憶が無くなるまで晩酌をし、それが元で肝臓を悪くしています。

NHKのテレビでこの本を紹介されていたので、主人に読ませようと購入したものなのですが、考えてみれば主人、大の活字嫌いで、今まで一度も本を読んでいる姿を見たことがありません。
案の定「いらない」と突っ返されてしまいました。
仕方ないので私が読み、感想を主人に聞かせることにしました。

本の評価を見てみると「コミカルに描かれている」と読者の声が多かったのですが、読み始めた頃から著者に同情や哀れみを感じるよりも先に「どうして身体がボロボロになって医者に断酒を進められても、お酒を絶とうとしたいの?」
「どうしてお母さんを悲しませるの?」
「どうして、別れた妻と子供たちと再び一緒に暮らす為にお酒をやめようとしないの?」
これの何処がコミカルなのよ!?と疑問と憤りを感じずにはいられませんでした。
しかし本を読み進めていくうちに、鴨志田さんが経験した、壮絶で悲しい出来事がお酒と言う形で現れたのだとわかりました。

主人はアルコール依存とまでは行かなくても、一歩手前ではないかと思っていたのですが、主人はまだましなほうで、本当に酷くなるとこうなってしまうのかと。
一日中酒びたりでご飯も食べず、麻薬を常習した感覚と酷似しており、幻覚が起きる。
酷い患者になると、排便したものを人に投げつけたり、テレビを投げつけたりする。
しかし自分が前日にどんなことをしたのか、記憶が全く無い。
このように手に負えないアルコール患者は、ガッチャン部屋と言われる個室に入れられ、外から鍵をかけられ、症状がなくなるまでガッチャン部屋に入れられるのだそうです。


鴨志田さんはアルコール病棟で入院中、肺気胸でK付属病院に入院、手術することになります。
ここでの入院生活はとても居心地が悪く、アルコール病棟を狂犬気味の野良犬であるならば、K付属病院を頭の悪いゴールデンリバーと、ユニークに例えていました。
そして、彼はゴールデンリバー病院よりも。狂犬気味の野良犬病院が一番居心地がよく、1年いても良いくらいだと思っていたそうです。

アルコール病棟に戻った彼は、自分の後から入院してきた患者が少しずつふっくらと太り始めているのに、鴨志田さんは以前のような食欲が無く、段々とやせ細くなっていく自分に気が付きます。
そこでK大で診察した結果、末期のガンで持って1年と告知される。

鴨志田さんが今年の3月に亡くなられていた事は知っていました。
この書物には書かれていませんが、退院後、家族と再び暮らし始めた彼が奥様に「もう少し生きたいな」と言われた言葉は、同じ言葉を言い残して亡くなられた友人のご主人を思い出し、何かやるせなく複雑な思いにさせられました。
by akemana  at 15:19 |  書籍 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

避妊を知らない子供たち

ここ最近、芸能界の結婚報道を見ていると出来ちゃった婚がとても多い。
今日もダルビッシュとさえこの出来婚が報道され、その前はモームスメンバーが次々に出来婚報道をされていましたよね
正直、節操が無いと思うのは私くらいでしょうか
結婚の理想と現実がわからないまま子供が出来て結婚をするとでうなるのでしょうか。
結婚も子育てもおままごと遊びの延長なのではないのです。
特に年齢が若ければ若いほど、親になる責任とその重みを何処まで理解してるのか疑問です。
結局結婚しても性格の不一致や生活のすれ違いで簡単に離婚をする、一番犠牲になるのは子供たちだというのに。


娘の髪をショートカットにしようと市内の美容室に足を運びました。
娘を待っている間待合室で週刊誌を読んだのですが、今の女子中高生は性に対する知識があまりにも無さ過ぎると。
原因の一つに性教育が学校や家庭でなされてない。
受験を控えた子供に性教育をして欲しくないと父兄からの申し出で、学校も親の目を気にする余り、きちんとした教育をされてないと言うのです。
その為子供たちは雑誌などで過激な性の知識を得て、興味はそこに1点する。
避妊の方法や妊娠中絶による女性の身体の負担。
そして未発達な子供が異性と関係を持つと、どんな事になるのか学校も教えなければ親も教えないと言うものでした。
避妊具の名前は知っていても、使い方を知らない。または知っていても相手が嫌がるから、嫌われたくないからと拒絶する事も出来ない。
結果、妊娠しても中絶すれば良いと安易な考えを持っている子供たちがいるということ。


また友人からこんな話を聞きました。
性教育をしても、中身は過激でアダルトビデオを見せる学校や、お人形を使って実演する学校。
一番肝心な避妊や、中絶の恐ろしさを学校は教えないのだと言っていました。
確かにテレビのトーク番組を見ていると、男性と交わるときの喜びを未成年が知っても悪くないとか、虐め自殺問題にしても異性と関係を結びなさい。こんな素敵な事は無いと思うし、きっと死にたいなんて思わないから等と相談者が本気で悩んでいるのに、おばかな回答をする年配俳優がいるくらいだから、性にたいする知識を間違って受け止めている子供たちが多いのかもしれませんね。

そして一番驚くことに自分の身体の仕組みを全く解ってない子供たちが多すぎる事。
中絶って何?と聞いてくる女子中高生が非常に多く、避妊をしないまま男性と関係を持つ=妊娠する可能性があると思わない
今年に入ってわずか3ヶ月の間に4件、学校のトイレや自宅で出産して初めて妊娠に気が付いた産み落とし事件があり、妊娠に何故気が付かなかったのか?と尋ねると「つわりが無かったから」と答えた子供がいたそうです。
妊娠=つわりと勘違いしている子供たち。
そして子供の異変に全く気が付かない親と学校関係者。
一番近くにいる親がどうして我が子の妊娠に気が付かないのか?
それは子供に無関心すぎる親たちが多いという事。
昨日の江原さんの話ではありませんが、親になった責任、自分の身を削って子供を守ろうとしない親が増えたため、子供の異変に気が付かないのですね。
当然望まない子供が生まれてくるわけだから、子供を産み落とした生徒は「エイリアンみたいで気持ち悪かった」と全く悪びれた様子は無く、そこには母性愛が無いと言うのです。

今親になった責任とその重たさを考えさせられています。
by akemana  at 22:09 |  書籍 |  comment (6)  |  trackback (1)  |  page top ↑
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