2007/07/26
北見市では、26日までにすべての地域で断水が解消されましたが、市が病院など複数の施設に対し、消毒のための塩素の濃度が基準を下回る水を供給していたことが新たにわかりました。
大規模な断水を受けて北見市では、市民向けに給水所を設けるとともに、病院やホテルなど貯水槽を持つ事業所には、個別に給水活動を行っています。
市によりますと、26日午前中に給水を行った病院や福祉施設など4つの施設から、「水道の水が生臭い」などと苦情があり、市で調べたところ、このうち少なくとも1か所の病院で、塩素の濃度が基準を下回っていました。
塩素は消毒のために使われるもので、本来、水道水1リットルあたり0.1ミリグラムから0.5ミリグラムの濃度が必要だということですが、病院から知らせを受けて市で調べたところ、0.1ミリグラム未満だったということです。北見市によりますと、この水は、断水の原因となった広郷浄水場で浄化処理されたもので、消防のタンク車でそれぞれの施設に運ばれています。
北見市は「浄水場を出る際にはきちんと確認しているので、なぜ塩素の濃度が足りなかったかわからない。詳しく原因を調べたい」と話しています。
この病院では、今のところ患者などの体調に異状はないということですが、「患者の命を預かる病院に対して、基準値に満たない水を供給したのは許されない。人の命を軽く考えているとしか思えない」と話しています。
水道関係の仕事に携わっている主人の話によると、浄水場から送られる消毒剤、0.5グラム入れたとしても、水道管を通って一般家庭に水が届くまでに濃度が落ちてしまうそうです。
昔は塩素を使わず微生物が殺菌してくれていたのですが、その微生物が減少したため殺菌能力がなくなり、塩素消毒を使って一般家庭に送水されるのですが、塩素を使うとどうしても配管に錆が出来てしまい、錆・その他諸々の菌を消毒してものすごい勢いで送水されるから、どうしても消毒濃度が落ちてしまうのだとか。
塩素濃度を基準値にするには、大元である浄水場で2倍近い塩素濃度を送水しなければならない。
でもそうなると、私たちが菌に対する抵抗力も無くなりそれはそれで、問題らしいですね。
by akemana at 22:10 |
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